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プライド

「集談会の日に、お花見をしましょう!」
コロナウイルス騒動で、いらついている世の中で、お花見はひと時、心和む。
私も行きたかったが、諦めた。
オットストップがかかるに決まっている。
(きっと今頃は、さくらの下でお喋りしているだろうな)そんな楽しい光景を
想像していた。
いつもの毎日が始まった。
日常の雑事から解放されない。
(今朝は、寒い寒い!!)こころが冷えているのだ。
いつもの時刻11時前に買い物に出た。
(歩くのも仕事。買い物も料理も女の仕事)
少し歩いたところで、珍しく道路を掃いている人が目に入った。
彼女は身体が弱いので、庭から外へほぼ出ない。
「こんにちわ、今日は少し寒いですねえ。おそうじですか?」
喘ぎ喘ぎ、ホーキを動かせている。いかにも辛そうだ。
「今日はケアマネさんが来るので・・。
ごみ出しの場所、ああいう風では、私には大変です。ボンジョルノの回覧に写真も載っていましたが・・」
すぐ今、そこをご夫婦で歩いて行った人、ボンジョルノの会長。
後ろから声をかけた。
そして戻っておいでというゼスチャーをしたら、気づいてバックして来た。
夫婦で散歩だったのか、買い物だったのか?
そこでバトルが始まった。
「プライドを捨てなさい!」
「生まれ育ったプライドは捨てられません」
彼女の息子たちの学歴はかなり高い。
そのうちに脳梗塞で半身不随の息子も出て来た。母親が呼んだのだ。
彼の回復も思わしくないらしい。
言ってはいけないような事を、この際だから吐き出したのだろうか?
女もイザになったら強い。身体を震わせながら、語った。
私は気の毒で彼女も、呼び止めたご夫婦にも・・。
呼び止めた彼は「支えあいの会」を継続している。
「もっと隣近所の人を頼ったら?」「いえ、私は自分でやれることはやり抜きます」
心臓に病を持っている彼女は苦しみ始めた。
慌てて、自宅へ連れて行った。
そしてまたそこで、同じような話を聞いた。
「高齢者と障碍者を切り捨てるのですか?」
私たちだって、高齢者だし、いつ何が起こるかわからない身だ。
結局、ここで1時間。
「もう時間だから買い物に行くわ」そう言ってその場を去った。
今日は思わぬアクシデントで1時間のずれが生じた。
「今日が、わたしの一日だったら・・・」
お花見に行くのを諦め、高齢になったわが身を嘆く日になった。
変化のない毎日が続くことを祈る。
「数えるほどの さくらの開花 ありがとう」  小学校花壇8syoo25.jpg

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