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冬枯れ

冬景色の中に花を見つけた時、春を感じる。
確実に春は来ているのにこの寒さは何だろう?
じっとしていたら足元から冷え込む。

いつもの散歩に出かける。
昼時なので小鳥も昼休みをしているのか静かだった。
人もこの寒さで少なかった。
ウィークディの真昼間に歩いているのは年金生活をしている人。

帰り道であった事。
腰を90度以上に曲げて、白髪頭の人が歩いていく。
白髪が乱れて、この寒いのに軽装だ。
車の中から顔を覗きこんだ。
近所の高齢者だ。
いつもディサービスに行っているのに、今日は行かなかったのだ!
自宅に到着して、車庫入れして・・車を飛び降りた。
荷物を外に放り出して、さっきの高齢者を探した。
「足が痛い」といつか言っていたので、そう遠くまでは行けまい。
T字路までには居なかった。
遅いはずと思っていたが、意外と早足なのに驚いた。
右を見たが居ないので左の道を探したら・・居た。
そして近寄ってそっと声をかけた。
「Yさん・・どこへ行くの?」「うん、うちさ・・」「そっちは家へ行く道ではないよ・・」
そう言って、手を繋いで歩き始めたが、なかなか前に進めない。
なんだかぶつぶつ言っている。
独り言なのか私に語っているのか分からない。
東北弁が丸出しのようにも思われた(東北出身)
彼女のお家まではこの足取りでは時間がかかるだろうと覚悟した。
そこへ後ろから車が来た。
車の往来の少ない道を選んで歩いていたのに・・。
ところがその白い車は連れ合いだった。助け車。
「おい、乗せて・・お前も一緒に乗れ!」と言う。
彼女の自宅まで送って行ってホッとしたのも束の間だった。
何度チャイムを押しても誰も出て来ない。
困り果てていたら向かいの人が来て、チャイムをまた鳴らした。
しかし誰も出て来ない。
「この寒いのに、玄関が開いたら・・中に入れたら?」と、玄関のドアを引いたら開いた。
玄関に入って「ごめん下さい」と、叫んだが何の応答もない。
彼女は自分の部屋もわからないようだ。
私も失礼して一緒にあがった。
「どの部屋かな?」ドアをあちこち開いた。
こたつがあって、テレビが点けっぱなし、ストーブも燃えている。
彼女は疲れたのか、こたつの中に入って横になろうとしていた。
そこへ騒がしさに気付いたのか、2階から孫が下りて来た。
その孫にお婆ちゃんを託して・・帰宅した。

げんきの郷で買って帰った焼き芋が冷えた。
午後2時だった。

このお婆ちゃんはよく働いた。
会社で定年まで働き、孫の保育園への送り迎えをし、寝たきりになった夫の世話をした。
私とは犬友達だった。
しかしお互いにもう犬は遠くへ行った。
やるべき事(犬の散歩)が無くなって、夫を見送って、ホッとしたのだろう。
そのうちに働いている嫁さんが、yuki62.jpg
ディサービスに預けるようになった。
時々、ボランティアで行って彼女が居ると声をかけた。
しかし次第に眼がうつろになっていった。
去年彼女のお隣の奥さんが言っていた。
「婆ちゃんはね、隣の私さえもわからないのよ・・」

この高齢者地区ではもう何人かそういう人か居るようだ。
お互いに気配りをして怪我や交通事故に会わないようにしたいものだ。
2月10日工事開始の回覧板が今日回った。
近くの6棟あるアパートを取り壊すことになった。
これから大型車の往来が激しくなるだろう。
5月の末までの予定だそうだ。
事務所になるのか今日、家があっという間に座っている。
そして見知らぬ男性が2人ほど、ウロウロしていた。
通学路を工事用のトラックが走るので、見張りを置く約束をしているらしい。
私も子供達の見守りをしている以上、車には気をつけないとと思っている。

今日は何だか侘しい。
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