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生老病死

「人間の身体は、病の巣のようなものです」
いつまでも「あっちが痛い」「こっちが痛い」と言う私に彼はそう言った。
そうなんです。
それを聞いて、安心したというか、しょうがないのだと思えるようになった。
彼の言葉は私にとって、神様の言葉なのだ。
しかし老化が進んで、時々それを忘れている。
忘れて、それをいつまでも引きずっている。
彼が逝って、もう何年になるだろう?
しかし忘れない。
その人と言葉のありがたさを。
そして今日は病の巣を抱えて、出かけた。

同級生から旅行を誘われた。
一瞬、断ろうかと思ったが「まず、あなたから始めるわ」
私の性格をよく知っている彼女は、まず私に当たった。
「ひとりくらい、キャンセルすることになっても、大丈夫だよね」と、念を押す。
ガンの手術を受けて、この夏で2年になる彼女。
「先が見えるようになった人は強い」と言う。
人は死を覚悟すると、強くなるという。
まだ「死」を怖がって、身体の不調を理由に、前進しない私。
「彼女はきっと、仲良しの友達を誘って、残りの命を燃焼しようとしているのでは?」
それでは、親友気取りの私はオーケーの返事を一応したが、やむおえず
行くことにするか?
しかし乗り物恐怖はある。
ひとりで目的地へ行けるだろうか?
こんな調子で、何事も曖昧である。
長年この曖昧に生きてきたので、曖昧さに慣れてしまって、もう治りそうにない。
飛びだそう!こわごわ!!
さくらの花を見に行こう!
かくして私は、何を書きたかったのだろう?
ボケ度を確かめるために、たまに電車に乗ってお出かけしないと、乗れなくなってしまう!
私の心配は稀有に化した。
まだ大丈夫のようだ。仲間と会話をしたり話を聞いた。
いい話は残りにくいが、毛穴から身体に沁み込んだだろう。
「元気を貰って ありがとう」ooi1.jpg
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