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忘却とは

「忘れ去ることなり 忘れえずして 忘却を誓うこころの哀しさよ」

すっかりさっぱり忘れていた。
小学校花壇の手入れ。
コンクール審査前にもう一度、手入れをしようという事になっていた。
かすかに覚えて居たが、何日だったのかはすっかり忘れていた。
4人と先生で決めたことだった。
多分日時を疲れていたのだろう。
「午後5時から」だけは覚えて居た。
「あした、何時から・・」との電話が欲しかった。

昨日の午後はボランティアに行ったので、帰宅してすぐラッキーとの散歩。
午後4時。
学校を見下ろす散歩道から花壇がよく見える。
(ひょっとしたら今日の5時からだった?)一瞬思った。
花壇係りの先生が花壇の手入れをしている。
その後ろ姿を見ながら、まだ授業中だったので帰宅した。

そして今日、買い物の時、近所の奥さんに会った。
「昨日ね、花壇の手入れをしていたわよ。
たぶん、よっこさんは忘れているんだろうって言ってたわよ」
「そう、すっかり忘れていたわ」
そう言いながら、多分作業はキャンセルしただろうなあと思った。
今度仲間に出会ったら、誤っておこう。

自転車で緩い昇り坂を行く男性がいる。
前かご・後ろかごに荷物を載せて、背中にナップをしょっている。
ハンドルが右へ左へと揺れている。
あぶないっと思う前に自転車を下りて、押して歩き始めた。
歩きの私の足は速い。
一服している彼に追いついた。
やっぱり彼の人だった。
「荷物を一杯積んで、自転車に乗るのは危ないわ!
買い物の帰りには押して歩いた方がいいわ!」
「いやあ、知らぬ間に歳とってしまったわ。こんなつもりじゃなかったんだが・・」
「お歳を聞いて失礼だけど、おいくつになられた?」
「92歳だわ」気は若いが、身体がついていかない哀しさ。
「うちの隣の人も、その向こうの人ももう寝たきりになって・・」
彼はそんな事実を見て、あせっているのだろう。
最後まで元気でいたい!
「車がよく通る道は危ないから、押して帰るんだよ」
その時は気持ちよく素直な「はい」だった。
交差点を3度渡って、後ろを振り返ったら・・・彼は自転車を漕いでいる。
なんと元気な92歳だろうと感心した日である。
そして今日の買い物で近所に住む友達に会った。
「92歳にもなって、自転車に荷物をいっぱい積んで走っているのよ」
「あの人、再婚したのよ」「え~っ!」
昔、一緒に卓球をした仲間だ。

「日中は 変わらず 暑い  ありがとう」
手入れされた今日の花壇。heti5.jpg




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