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疲れ

夕方の景色の中で、ちょっと会話を交わした人。
それ以来、会えば挨拶したり会話を交わすようになった。
なんてことはない。
この女性は、お姑さんの自宅介護をしている。
「たまには、ディサービスとかショートステイに預けたら?」
「駄目なのよ、それは絶対に嫌だって言うから」
かなりしっかりしたお姑さんのようだ。
初めて会話を交わしたのは、ある日の夕方だった。
小走りで急ぐ彼女に声をかけた。
「これから、お姑さんのお薬を貰いに行くのよ」そう言った。
介護保険のお世話にならず、頑なに家族とのつながりに頼っている。
「もう、やめた!」と、嫁さんがサジを投げ出したらどうなるのだろう?
きっと昔堅気の人なのだろう。
最後まで面倒を見るのは、家族なら当たり前と決めている。

午後の買い物でその彼女に会った。
「どうですか?もう正月の準備は出来ましたか?」
「いやあ、疲れますねえ。身体が思うように動かないのに気ばかりあせって。
それだけで疲れます」
しばらく会話して私が言った。
「お疲れが出ませんように・・」
「ありがとうございます」
疲れすぎるとどこかにヒズミが出る。
わたしも爆弾を抱えているので、気を付けてさぼっている。
正月休みで医院も病院も休診になった。

長電話の友達から電話があった。
「いやあ、この年末になって1時間も喋られたら・・」と一瞬、たじろいだ。
彼女は以外と早くに受話器を置いた。
丁寧に年末の挨拶をしたのだ。
年末になって、眼の充血で眼科に行ったそうだ。
「ああ、よかった。この充血は大丈夫ですよ。
一週間もすれば、引いていきます」と言われたそうだ。
わたしはその眼の先輩で、私の場合は血圧の上昇で充血した。
彼女は「としのせい」だったのだろうか?
やだね、これから不安と道連れだね!
「いいお歳をお迎えください」お互いそう言い合って、受話器を置いた。
彼女はひとり暮らしになって、外に出るようになって友達も増えたようだ。

ラッキーとの散歩の時に袋と鋏を持って歩いた。
正月用の生け花の材料を、野でもらった。
ツルウメモドキ・松・水仙・・そして庭に咲いているロウバイを筒に投げ入れた。
正月花は高い。
消費者は足元を見られている。
売り側はとにかくどーしてでも完売したい。

今年最低の冷え込みだったようだ。
雨戸を開けたら、向かいの瓦屋根が白かった。
手もかじかんで、お湯で温めては・・動いた。
しかし「カイロ・カイロ」と、言いながらカイロを身に付けなかった。
正月には誰も来ないので、何の準備もしない。
淋しいが楽だ。

「高齢の 歳の瀬ゆくや ひなたぼこ・・ よっこ ありがとう」syo1.jpg
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