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わんわんワンコ

短い一日が暮れた。
なんとなくぼけっとした日だった。

夕方になって玄関のチャイムが鳴る。
殆どの人は門扉に取り付けたチャイムを押す。
我が家に元気のいい犬がやって来てから、門扉に取り付けた。
外でチャイムの音がすると、家の中から「はあ~い」と、出るゆとりがある。
今日はそうではなかった。
玄関先に取り付けたチャイムが鳴った。
慌てて、犬を居間に押し込んで・・ドアを開けた。
ドアの向こうには大きな袋をぶら下げた近所の人が立っていた。
閉じ込めたはずの犬は「わんわん」吠えながら、出迎える。
嬉しいからか、番犬としての役目を果たしているつもりなのか?
その人の背広のズボンに飛びかかる。
捕まえるにも掴みどころがない。
ピョンピョン飛び上がって、ワンワン吠える。
噛みつきはしないかと、ハラハラしながら・・対応した。
「これ・・」と差し出した袋の中にはいっぱいの富有柿が入っていた。
綺麗に鋏で枝を切り、しかもそれが葉付きだ。
「まるで、絵手紙に描いてね」と、言わんばかりだ。
一枝、仏壇にお供えした。
昨日のことである。
小学校の草刈からの帰り、友達とたわわに実った柿を見上げて言った。
「あんなに高い所の柿、どうやって採るのかしら?」
「ここの主は優しいから、きっと小鳥のエサにするでしょう」
そう言った声が聞こえたのか?
耳が遠くなった分、声が高くなった。
うちのやんちゃ犬は、帰ろうとする彼の人にまとわり付いた。
「きっと好きなんだわ」なんて、言っても、犬嫌いの人には恐怖だったろう。
すみません。
道路に出ても付いて行った。
やっと散歩用の紐で逮捕出来た。
歳を取ると、動作が鈍くなって・・若くて元気なラッキーには追いつけない。
「犬の学校へ連れて行こうか?」
学校で躾をしてもらって、お利口犬にしたい。
「何でもお金ですむという、そういう根性は駄目だ!」
そのうちに老犬になったら、おとなしくなるだろう。
人間より犬の方が早く歳を取るそうだから。

「たくさんの実りを ありがとう」

ぜえんぶ ハーブkaka6.jpg


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