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すいか騒動

水曜日のことだった。
コーラスをやっている人達が帰って来た。
「もうすぐ合唱祭で、猛練習でしょ?」私が言った。
いつもの横断歩道の前に立って、スクールガードをやっていた。
3人の女性の後姿を見送っていた。
ところが、ひとりだけ随分背中が丸くなっている人がいる。
駆け寄って、背中をさすった。
「丸くなっているよ!」
その時、彼女が言った。
「すいか、すいかを食べよう!」私に言った。
そしてその日の夕方「こんばんわ~」と、すいかが届いた。
「え~っ、すいかすいか・・と言っているのは聞いたけれど、まさかうちへ届けられるとは?」
それからすいかは冷蔵庫の中で眠っていた。
「どうしよう、どうしよう」どうしたものかと迷っていた。
「小玉すいか ひとりじめ 和歌山県産」のレッテルが貼ってある。
いつまでも冷蔵庫の中では、庫内は狭い。
それから「暑い、すいかを食べたい」というすいか日和はなかった。
今日は割と暑くなりそうなので、今日と決めた。
彼女に電話をして、午後2時に公園の東屋ですいかを食べることにした。
彼女は「それじゃあ私がおむすびを持って行くね!」と言うことになった。

包丁を研いで、まな板を洗って・・・お茶の準備もした。

そして体調と相談しながら、里山公園を歩いた。
展望台には親子連れや、お婆さんが座っていた。
「こんにちわ~」お互いに挨拶を交わす。
展望台から見晴らしはいい。
遠くの御嶽山は見えなかったが、瀬戸の山並みが見えた。
「どうぞ、お座り下さい」赤い帽子を冠ったお婆さんが言った。
「ありがとうございます」
そこで近くに住むという彼女と、しばらく喋った。
そして蛇の話に至った。
「去年来たときはここに大きな蛇が居て、もうこの道は通らないぞと思ったわ」
「少し前まではここはみかん畑だったものねえ」
「そこを切り開いて、里山公園にしたもので、うちの庭にも蛇がよく来ますよ。
一度なんか、トグロを巻いて逃げないので・・怖かったですよ」
「え~っ!」
小さな山を切り開いて、新しい住宅がどんどん建っている。
しばらくお喋りして彼女は帰った。
話が合うのは、歳がどっこいそっこいだったのだろう。

午後2時を目指して、時間は進んだ。
ところが、すいかのお姉さまは都合が悪くなったと電話が来た。

夜、半分こにして、すいかを届けに行った。
まだお味は見ていない。
昨日、10キロの梅干しを漬けた、と言う彼女は料理大好きらしい。
去年漬けた梅干しを貰って帰った。
夜空を見上げたら、大きな星がふたつ輝いていた。

「会いたいと思った人には、すぐ会うこと」
「食べたいと思ったものは、すぐ食べること」
「やりたいことは、すぐやりましょう」

「元気のもとは とにかく食べること ありがとう」oka2.jpg




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