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雨音

久しぶりの雨音を窓を開けて聞いている。
何日ぶりの雨だろう?
あれほど「運動会」当日には降らないで頂戴とお願いしたのに
運動会が終わっても、一粒も降らなかった。
雨音は快い。

スクールガードの時、遠くから来る1年生に付いて通学路を歩いた。
ひょっとしたら一番遠距離かもしれない。
「あのね、昨日は帰ったら4時過ぎていたよ!」
「道草を食わなかった?」
「まっすぐ帰ったよ」
1年生は3時前には小学校を出発する。
先生にサヨウナラを言って、地区ごとに下校する。
なんと1時間以上も歩いていたのだ。
確かにコンパスは短い。
ランドセルは重い。
特に金曜日の今日は上履き・体操服も加わるのでかさばる。
「そんなにひこずって歩いたら、袋が破れるよ」
そう言って、荷物を少し手助けした。
「ほら、こんなに汚れているわ。お母さんに洗って貰いなさいよ」
そう言って何気なく袋に付いた名前を見たら・・カタカナと平仮名の名前だった。
両親は国際結婚したようだ。
この子が小学校から一番遠いところに住んでいるようだ。
「中学生になったら近くなるからね。
小学校は遠いけど、中学校は近いもんね!」
「自転車通学できるかな?」「さあね」
マンションへ・・一戸建て住宅へ・・みんな散らばって帰った。
私はひとり元来た道とは違う道を帰った。
そしていつもの場所で上級生が下校するのを待った。
上級生はクラブ活動があったとかで、最終下校のチャイムが鳴っても
まだ学校に居た。
その子等と一緒に歩いた。
「夢」とか「希望」の話をしている。
「宇宙旅行」の話も出た。
「出前授業」のことばも出た。
「ひょっとしたら今日、宇宙出前授業があったの?」
「面白かったよねえ、いつか行きたいなあ!」
小学校の年間予定表に出前授業とあった。
(参加できるものなら私もその授業を受けてみたい!)
そう思いながら、すっかり忘れていた。
「誰が出前授業をしたの?」
「JAXAの人だよ」
「え~っ、じゃくさの人が来て出前授業したの?私も聞きたかったなあ!」
「おばさん、いくつですか?」
「おばあさんは71歳です」
「うわあ、わかい!ほんとに若い」
少女達は私の顔を覗き込んでそう言う。
褒め上手というか、よいしょされているのが分かっていても嬉しい。
いやあ6年生にもなると、もうばあちゃんは負けます。
それでもうきうきしながら「サヨナラ」した。

「ほめてくれて ありがとう」sion.jpg
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