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くもりぞら

はっきりすっきりしないお空だった。
「洗濯物を入れてくれば良かった・・」
ハーモニカを吹きながら仲間が言う。
そのうちに太陽が顏を出して、景色が明るくなる。
「ああ、よかった。これで安心」
今日はボランティアでふれ愛へ行った。
3人とひとり。
「暖房を入れているの?」
「いいえ、まだ暖房はしていません」
「それにしても暑いわねえ」
暑がりのSさんが言う。
寒がりの私はフリースにベストを着て、首に赤い布を巻いたスタイル。
「暑くはないわ」しらーっとした顏で私が言う。

風邪気味らしい利用者さんが居た。
体温を計っていた。
熱があったのか薬を飲んでいた。
「横になりましょうか?」職員さんが聞いている。
「私はいままで病院へは行ったことがない。病院へは行きません!」
鼻水と痰が出るらしい。
くずかごが足元に置いてあった。
見て見ぬふりをしていたら、そのくずかごの中のごみを大きな紙に包み込んだ。
持ち帰るつもりなのだろうか?
なんと、しとやかな心配りだろうと感心した。
終わって仲間に言った。
「見た?前列の婆ちゃん、自分が出したごみを包んでいたでしょ?」
「すごいね。私も年とってもああありたいわ!」仲間が神妙な顔で言った。
私達が帰るころには、ベッドに横になって寝入っていたようだ。
「早くよくなってね!」

「明日は雨かな ありがとう」kiku2.jpg
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