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三寒

三寒四温で春が来る。
自然は巡り巡って、一巡する。
日本には四季があって、変化に富んでいる。
しかし寒さに弱い人・暑さに弱い人にはつらい季節がある。

今日は三寒の日で、太陽が出ず風は冷たかった。
昨日とは打って変わっての真冬。

果物も野菜も高価だ。
少しでも安いものをと、無人販売店へ行った。
全てのものを一袋100円で売っている。
農家の庭先にままごと小屋?を組んで、その中に商品はある。
庭先で草取りをしている人影があった。
「え~と、八朔とみかんと菜の花と・・。300円入れます」
声に出して言った。
「どうぞお持ち帰りください」のおまけがあったので、みかんを一個貰った。
「おまけをいただきます」
そこで農家のおばさんが立ち上がった。
「どうも毎度ありがとうございます」
「三袋いただきました。ありがとうございます」
その足で田圃の畔を凝視しながら歩いた。
つくし・・つくし・・。
時々、散歩している顔見知りのおじさんも一緒に探してくれた。
「生える時は一斉に生えているけどなあ。
まだ生えていないわ。こことあそこがつくしの穴場だよ」
そうか、心していよう。

スクールガードを終えて帰宅したら、電話があったと言う。
「中村さんから・・」
どの中村さんか、最近わたしのまわりに「なかむらさん」が多くなった。
「園芸クラブの・・中村さんと言ってたぞ」
さっそく折り返しの電話をかけた。
「あのなあ、ついに亡くなったそうだ」
一緒に園芸の作業をし、一緒に旅行にも行った。
その彼女が糖尿病で足を切断したのは去年の今頃だった。
自宅療養していたが、ついに有料介護施設に入所した。
「なかむらさん、今度彼女のお見舞いに行くときに一緒に連れて行ってね!」
私はそうお願いしていたのだ。
彼もそれが気になっていたようだ。
「まあ、あの状態のまま生きながらえるより良かったのかも知れないなあ」
力なく彼は言った。
亡くなった人と中村さんは、週に2回も花のボランティアをしていた。
市民館の旅行でも、彼女が誘ってくれたから私もあちこちへ行けた。
「あなたが行くなら私も行く・・」と。
バスではいつも隣だった。
私より若くして彼女は逝った。
思い出をたくさんありがとう。
彼女のご冥福を祈るのみだ。

「友達でいてくれて ありがとう」haku1.jpg





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